晩秋というには暖かい日曜日の夕方だった
開店準備を終えたYは定例イベントの案内を作成するパソコンの作業をしていた
ガチャッ
予約なしでの早い時間帯の来客は珍しい
入り口で躊躇しているようなので声を掛けようと思ったところ、
あまり近くで見かけないような風体の30代くらいの男性がおずおずと入ってきて少し言葉に詰まりながら意外な質問をした
「テレビAの者ですが、こちらのお店に女優のTTさんが来られたことがありますか?」
「いえ、ありませんが」
「そうですか、失礼しました」
<<<突然ですが、文体を変更します。小説風は時間が掛かるのでw>>>
・・・・・って、それで帰るんかい!?wwww
そして残された違和感
TTさんは最近恋人宅で南瓜を切っていて怪我をされたwあの女優さんだが、仮に本当に取材目的だったとして、そんな聞き方をするのだろうか?
大体、「ええ、よくいらっしゃいますよ」と答える店があるのだろうか・・・と考えると私が感じた違和感が伝わるだろう
何かの劇場型詐欺の仕掛けの始まりだろうか?
いくつか可能性はある
1.ダメダメな記者だった?:
大丈夫かテレビAという話に続くが、特に興味のないテーマなので割愛
2.入口で店の雰囲気を見て、「ここで訊いても答えてくれないだろうな・・・」と思って躊躇していた:ならば質問に工夫がなさ過ぎる→大丈夫かテレビAという話に続くが以下同文
3. やはり劇場型詐欺:「ええ、よくいらっしゃいますよ」とか答えると後でTTの関係者と称する輩からコンタクトがあって、「お前のせいでうんたらかんたら」といちゃもんが付いて・・・・
・・・・・さて、実際はどうだったんだろう
今度、似たような取材が来たら、大嘘で(本当の場合はもちろん答えませんw)、「ええ、よくいらっしゃいますよ」と答えてみたい